第12回沖縄県ソーシャルワーク学会・社会福祉公開セミナーは、前年度と同じくオンラインで開催いたします。
この学会は主に沖縄県内で活躍するソーシャルワーカーが日頃の研究や実践の成果を発表し、参加者と学びあうことにより、ソーシャルワーカーとしての資質を高め、福祉向上に資することを目的とします。
また今回は「沖縄の“住まい”の支援から見えるもの ~居住支援を考える~」と題し、セミナーやシンポジウムを通して、参加者の方々にとってさまざまな学びや気づきを得る機会にしたいと思います。皆さまぜひご参加ください。
テーマ
沖縄の“住まい”の支援から見えるもの ~居住支援を考える~
趣旨
戦後日本では、切り口を変えながら常に「住まい」「住むこと」への問題が続いてきた。戦後の困窮や浮浪児者の住まいから始まり、中間層を対象とする一戸建てを持てない層への公共住宅等の施策、日雇い・路上生活者(ホームレス)をめぐる住まいの問題、新型コロナ感染蔓延による住処の喪失。時代の流れを経て、この課題については今なお解決への糸口が見えていないように感じられる。
沖縄でも福祉・ソーシャルワークの支援の現場では、単身高齢者や障がい者、生活困窮者の住まい確保の困難さについて課題が共有されてきた。個々の背景に応じて、つながりのある様々な課題と並行して支援が検討され、実践が取り組まれてきている。これらには、福祉の問題のみならず、わが国の住宅施策や社会保障など、制度政策的なあり方とも深くかかわり、ミクロ・メゾ・マクロの視点から共有・検討されるものと考えられる。
本セミナーでは、沖縄における住まい支援の今後について論点を導くため、様々な角度から考える機会とし、明日への実践につながる学びの場としたい。
開催日程
令和6年2月24日(土)10:00~16:30 (12:00~13:00 休憩)
開催方法
参加費
参加申込 令和6年2月21日(水)まで
当日の参加方法、抄録集データ、ZoomミーティングのURLなどは、
2/22(木)にお申し込み頂いたメールアドレスに配信いたします。
宜しくお願いいたします。
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